医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル

072-861-1103

外来受付時間内にお問い合わせください
8:40〜12:00 / 17:00〜19:30

婦人科

GYNECOLOGY

当院では女性の一生をサポートできるよう、婦人科領域の診察や手術においても幅広く対応しております。
お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

婦人科の検査、治療

以下の診療、検査・手術に対応しています。お困りの際はお気軽にお尋ねください。

  • 子宮頸がん・子宮体がん
  • 子宮筋腫
  • 卵巣腫瘍
  • 月経困難症・過多月経
  • 性感染症
  • バルトリン腺嚢胞・バルトリン腺腫瘍
  • 骨盤臓器脱

子宮頸がん・子宮体がん

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)の関与が強く示唆されているため、細胞診採取時にHPV検査を行うこともあります。子宮頸がん予防ワクチンの接種も行っています。

子宮体がんは子宮頸がんよりも発症年齢が高い閉経期以降の女性に多くみられます。その発生にはホルモン異常が関連しており、とくに妊娠・出産の経験のない方、肥満、高血圧、糖尿病などを合併されている方は注意が必要です。以前、子宮体がんは子宮頸がんと比べて罹患率は低いと報告されていましたが、最近は増加の傾向にあります。症状としては不正出血が一般的で、診断のためには子宮の奥の子宮内膜からの細胞や組織を採取して行います。

子宮頸がん検診

子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,900人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年増加傾向にあります。特に、20歳~40歳台の若い世代での罹患の増加が著しいものとなっています。

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)の関与が強く示唆されているため、細胞診採取時にHPV検査を行うこともあります。

当院では公費による子宮頸がん検診が可能です早期発見により効果的な治療を受けることができますので、是非受診してください。

子宮頸がん予防ワクチン

当院では子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種も行っています。

予防接種を行うことで、子宮頸がんの原因の60〜70パーセントを占めている2種類の発がん性ウイルス(HPV16型・18型)の感染を予防できます。

ただし、ワクチンを接種しても全ての発がん性HPVを予防できるわけではないため、ワクチン接種後も20歳を過ぎたら定期的にがん検診を受けましょう。

コルポスコープ診断 双眼鏡と顕微鏡を合わせたような機器(コルポスコープ)で、子宮頸部を10倍程度の大きさに拡大し、子宮の出口の状態を観察する精密検査です。

子宮頸がん検診

子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,900人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年増加傾向にあります。特に、20歳~40歳台の若い世代での罹患の増加が著しいものとなっています。

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)の関与が強く示唆されているため、細胞診採取時にHPV検査を行うこともあります。

当院では公費による子宮頸がん検診が可能です早期発見により効果的な治療を受けることができますので、是非受診してください。

子宮頸がん予防ワクチン

当院では子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種も行っています。

予防接種を行うことで、子宮頸がんの原因の60〜70パーセントを占めている2種類の発がん性ウイルス(HPV16型・18型)の感染を予防できます。

ただし、ワクチンを接種しても全ての発がん性HPVを予防できるわけではないため、ワクチン接種後も20歳を過ぎたら定期的にがん検診を受けましょう。

コルポスコープ診断

双眼鏡と顕微鏡を合わせたような機器(コルポスコープ)で、子宮頸部を10倍程度の大きさに拡大し、子宮の出口の状態を観察する精密検査です。

子宮筋腫

子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。
非常に頻度が高く、小さいものを含めると30歳以降の女性の4人~5人に1人の割合で見つかると言われています。無症状に経過し、子宮がん検診や妊娠の健診をきっかけに発見されることも少なくありません。

筋腫のできる場所によって漿膜下筋腫(子宮の表面)、筋層内筋腫(子宮の筋肉の中)、粘膜下筋腫(子宮の内腔)に大別されます。 筋腫の発生、発育には女性ホルモンのエストロゲンが関わっており、エストロゲン分泌の活発な時期に筋腫が大きくなる可能性が高いと言えます。 大きさが増すにつれ生理の量が多くなったり(過多月経)、不正出血、生理痛、腹痛、腰痛、頻尿、さらには不妊など多彩な症状が出現し、それは筋腫の発生場所、大きさや数によって左右されます。

卵巣腫瘍

卵巣腫瘍は、一般に腫瘍が小さい場合は無症状のことが多く、日常生活に支障はありません。しかし、卵巣腫瘍の付け根部分がねじれること(卵巣腫瘍茎捻転)があり、激しい下腹痛が出現することがあります。

内診、超音波検査を用いて検査しますが、腫瘍マーカー採血を行うこともあります。

超音波検査 内診で卵巣の大きさ、形、癒着の有無などを診察したのち、経腟超音波検査で卵巣や子宮を描出し、その正確な大きさや内部の状態などを観察します。
腫瘍マーカー採血 腫瘍が存在することにより、血中に増加する物質を測定して診断の補助に用います。これを一般的に腫瘍マーカーといいます。

超音波検査

内診で卵巣の大きさ、形、癒着の有無などを診察したのち、経腟超音波検査で卵巣や子宮を描出し、その正確な大きさや内部の状態などを観察します。

腫瘍マーカー採血

腫瘍が存在することにより、血中に増加する物質を測定して診断の補助に用います。これを一般的に腫瘍マーカーといいます。

月経困難症

子宮筋腫、子宮内膜症などの有無を診断してから、鎮痛剤、低用量ピル、ディナゲスト療法、GnRHアゴニスト療法、レボノルゲストレル子宮内システム(IUS)などを行っております。

低容量ピル

本来避妊に使用されるピルですが、避妊効果以外にも女性の生活を改善させる効果(副効能)があります。

ピルに含まれる卵胞ホルモン・黄体ホルモンの種類・量により副作用・副効用(避妊効果以外のメリット)に違いがあるため、服用に際しては医師と十分相談することをお勧めいたします。

ディナゲスト療法

卵巣機能を抑制し、子宮内膜症病巣の増殖を抑制することにより子宮内膜症の症状を改善します。

また、月経を止めるだけでなく、子宮内膜症の病巣に直接作用して、病巣の増殖を抑制する作用を持っているので、月経時以外の痛みも抑えるという特徴があります。

GnRHアゴニスト療法 女性ホルモンの分泌を抑え人工的に月経を止めた状態をつくることにより、病巣部は縮小し月経時の痛みや月経時以外の痛みなどの症状も改善します。
レボノルゲストレル子宮内システム(IUS) 出血量を減らしたりする効果が期待できます。一度子宮内に挿入すると5年近く効き目が持続します。保険の適応になり多くの月経困難症や過多月経の方に用いられています。

低容量ピル

本来避妊に使用されるピルですが、避妊効果以外にも女性の生活を改善させる効果(副効能)があります。

ピルに含まれる卵胞ホルモン・黄体ホルモンの種類・量により副作用・副効用(避妊効果以外のメリット)に違いがあるため、服用に際しては医師と十分相談することをお勧めいたします。

ディナゲスト療法

卵巣機能を抑制し、子宮内膜症病巣の増殖を抑制することにより子宮内膜症の症状を改善します。

また、月経を止めるだけでなく、子宮内膜症の病巣に直接作用して、病巣の増殖を抑制する作用を持っているので、月経時以外の痛みも抑えるという特徴があります。

GnRHアゴニスト療法

女性ホルモンの分泌を抑え人工的に月経を止めた状態をつくることにより、病巣部は縮小し月経時の痛みや月経時以外の痛みなどの症状も改善します。

レボノルゲストレル子宮内システム(IUS)

出血量を減らしたりする効果が期待できます。一度子宮内に挿入すると5年近く効き目が持続します。保険の適応になり多くの月経困難症や過多月経の方に用いられています。

性感染症

性感染症(STD)は、セックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のことです。一昔前までは「性病」と呼ばれていましたが、現在は、「性感染症」という名称や「STD(「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字)」という名称などで呼ばれるようになっています。

クラミジア カンジタ
男性は感染すると排尿痛や尿道から分泌物が出たりするなどの症状があるため、早期の発見はそれほど難しくないのですが、女性の場合は感染しても自覚症状に乏しく、診断が遅れがちになるため注意が必要です。
感染して放置していますと、炎症が子宮から卵管を通ってお腹の中まで広がって、腹膜炎を引きおこしたり、卵管が癒着して、将来不妊につながる心配も出てきます。
真菌(かび)の一種が、腟や外陰部に感染し炎症を来たした疾患です。粉チーズ状のカンジタ特有のおりものが増え、かゆみを強く感じます。
とくに妊娠や糖尿病のように全身性に代謝の変化が生じたときや、抗生物質を多用した場合などに発症しやすくなり、治療には、抗真菌薬の膣内挿入と、抗真菌クリームの塗布が行われます。
トリコモナス 淋菌
トリコモナス原虫の感染によって出現します。外陰部にかゆみが強く、また泡状のおりものの増加します。
顕微鏡などによって原虫の存在を確認し、治療には、抗トリコモナス薬の腟内挿入や内服薬の投与が行われます。
膿のようなおりものや排尿痛などがみられますが、はっきりとした症状を伴わずに経過することも少なくありません。無処置のままだとクラミジアと同様に炎症が骨盤内にまで波及して、さまざまな合併症発症の引き金になります。診断が確定したら抗生物質投与による治療を実施します。
ヘルペスウイルス 尖圭コンジローマ
感染後、数日の潜伏期を置いてから外陰部に痛みやかゆみを覚え、さらに水泡、潰瘍ができて高熱を伴う場合もあります。また、患部が下着に触れたりこすれたりしただけでも強い痛みを感じ、そのために排尿もままならないケースもあります。治療は、抗ウイルス製剤の内服や軟膏の患部塗布により数日で症状が改善します。 ヒトパピローマウイルス(HPV) 6型、11型(子宮頸がんの発現に関与するHPVとは異なるタイプのウイルス)の感染によって発症する疾患で、外陰部、肛門の周り、腟壁などに先のとがった小さなイボができます。このイボはしばしば多発し、ふつう痛みなどの自覚症状はありませんが、性行為でうつる病気ですから、パートナーへの感染を予防するためにも、きっちりとした治療が必要になります。イボの数が少ない場合は局所麻酔をした上で、電気メスやメスで外科的に取り除いたり、冷凍凝固をしますが、イボの数が多く、かつ広範囲にわたるようなケースは、切除は困難なので病変部に外用クリーム(ベセルナクリーム5%)を塗る薬物療法を選択します。

クラミジア

男性は感染すると排尿痛や尿道から分泌物が出たりするなどの症状があるため、早期の発見はそれほど難しくないのですが、女性の場合は感染しても自覚症状に乏しく、診断が遅れがちになるため注意が必要です。
感染して放置していますと、炎症が子宮から卵管を通ってお腹の中まで広がって、腹膜炎を引きおこしたり、卵管が癒着して、将来不妊につながる心配も出てきます。

カンジタ

真菌(かび)の一種が、腟や外陰部に感染し炎症を来たした疾患です。粉チーズ状のカンジタ特有のおりものが増え、かゆみを強く感じます。
とくに妊娠や糖尿病のように全身性に代謝の変化が生じたときや、抗生物質を多用した場合などに発症しやすくなり、治療には、抗真菌薬の膣内挿入と、抗真菌クリームの塗布が行われます。

トリコモナス

トリコモナス原虫の感染によって出現します。外陰部にかゆみが強く、また泡状のおりものの増加します。
顕微鏡などによって原虫の存在を確認し、治療には、抗トリコモナス薬の腟内挿入や内服薬の投与が行われます。

淋菌

膿のようなおりものや排尿痛などがみられますが、はっきりとした症状を伴わずに経過することも少なくありません。無処置のままだとクラミジアと同様に炎症が骨盤内にまで波及して、さまざまな合併症発症の引き金になります。診断が確定したら抗生物質投与による治療を実施します。

ヘルペスウイルス

感染後、数日の潜伏期を置いてから外陰部に痛みやかゆみを覚え、さらに水泡、潰瘍ができて高熱を伴う場合もあります。また、患部が下着に触れたりこすれたりしただけでも強い痛みを感じ、そのために排尿もままならないケースもあります。治療は、抗ウイルス製剤の内服や軟膏の患部塗布により数日で症状が改善します。

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルス(HPV) 6型、11型(子宮頸がんの発現に関与するHPVとは異なるタイプのウイルス)の感染によって発症する疾患で、外陰部、肛門の周り、腟壁などに先のとがった小さなイボができます。このイボはしばしば多発し、ふつう痛みなどの自覚症状はありませんが、性行為でうつる病気ですから、パートナーへの感染を予防するためにも、きっちりとした治療が必要になります。イボの数が少ない場合は局所麻酔をした上で、電気メスやメスで外科的に取り除いたり、冷凍凝固をしますが、イボの数が多く、かつ広範囲にわたるようなケースは、切除は困難なので病変部に外用クリーム(ベセルナクリーム5%)を塗る薬物療法を選択します。

バルトリン腺嚢胞・バルトリン腺腫瘍

突然外陰部が腫れてすごい痛みに襲われる。そんなつらい経験をされた方も少なくないと思います。
ここでは、外陰部の感染症として起こるバルトリン腺膿瘍について解説します。

バルトリン腺はセックスがスムーズにできるように、性的に興奮した時に粘液を分泌して外陰~膣に潤いをあたえます。
通常の状態では、触ってもどこにあるか分かりません。

バルトリン腺嚢胞

バルトリン腺の出口が何らかの原因で閉鎖してしまうと、バルトリン腺の中で作られた分泌物が外へ流れることができなくなります。このため、バルトリン腺が拡大して嚢胞を形成します(水風船を思い浮かべていただくと分かり易いかもしれません)。これがバルトリン腺嚢胞です。
閉鎖した腺の出口が再開通し、自然に軽快することがあります。中に感染していない場合には痛みはありません。

バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺嚢胞の中に感染を起こした場合に「膿瘍」となります。この場合は激しい痛みを伴い、座ることもできないくらいになります。外陰部は大きく腫れて触るだけで痛みを伴います。
内部には膿が貯留しています。

穿刺→内容物吸引
抗生物質投与
膨らんだ部分を注射針で穿刺し、内容を吸引します。その後抗生物質を投薬し、感染の治療を行います。しかし、この方法は穿刺した針の穴がふさがるため、再発する場合が多くなります。
開窓術(造袋術) バルトリン膿瘍部分の皮膚を切除し、内部とつながるようにする小手術になります。内部に貯まった膿を持続的に外に排出することで、感染症状が落ち着いてきます。
手術は局所麻酔でも可能ですが、痛みに対する恐怖感の強い方などは静脈麻酔で行います。(眠っている間に手術が終わります)

穿刺→内容物吸引抗生物質投与

膨らんだ部分を注射針で穿刺し、内容を吸引します。その後抗生物質を投薬し、感染の治療を行います。しかし、この方法は穿刺した針の穴がふさがるため、再発する場合が多くなります。

開窓術(造袋術)

バルトリン膿瘍部分の皮膚を切除し、内部とつながるようにする小手術になります。内部に貯まった膿を持続的に外に排出することで、感染症状が落ち着いてきます。
手術は局所麻酔でも可能ですが、痛みに対する恐怖感の強い方などは静脈麻酔で行います。(眠っている間に手術が終わります)

※ 静脈麻酔の場合には手術当日の絶飲食が必要です。
※ バルトリン腺膿瘍の治療は日帰りで可能です。

骨盤臓器脱

肛門をギューとしめて骨盤内の筋肉(骨盤底筋)を鍛える運動をしても、子宮脱などが著明な場合は、 リングペッサリーを腟内に挿入し、ペッサリーが子宮を保持する仕組みによって下垂や脱出を防ぐなどの処置を行います。

病状が進行すると治療法は手術になりますが、そのときは女性の骨盤底疾患を主に診療する専門外来へご紹介いたします。

ブライダルチェック

新たな生活を始めるにあたり、お二人の健康状態を一度調べてみませんか?

なりもとレディースホスピタルのブライダルチェックは、全般的な健康状態はもちろん、性感染症を初めとする感染症の有無、そして、妊娠するための検査をします。

卵胞チェック 超音波検査により卵胞の状態を確認します。
風疹抗体価

昭和54年〜昭和62年生まれの女性は、風疹の予防接種が周知されていない世代です。この世代の女性の間で風疹が流行しています。

妊娠初期に風疹になると胎児に影響がでる可能性もあります。

ホルモン検査 ホルモンの基礎値を調べます。
肝・腎機能検査 肝臓や腎臓は妊娠により、大きな負担がかかります。

卵胞チェック

超音波検査により卵胞の状態を確認します。

風疹抗体価

昭和54年〜昭和62年生まれの女性は、風疹の予防接種が周知されていない世代です。この世代の女性の間で風疹が流行しています。

妊娠初期に風疹になると胎児に影響がでる可能性もあります。

ホルモン検査

ホルモンの基礎値を調べます。

肝・腎機能検査

肝臓や腎臓は妊娠により、大きな負担がかかります。

ブライダルチェックの費用について、詳細をまとめています。ご参照下さい。

避妊について

当院では、IUD(子宮内避妊器具:リング)と経口避妊薬(ピル)に対応しています。

子宮内避妊器具:リング(IUD)

避妊の目的で子宮内に装着する小さな器具のことです。

一度装着すれば、数年にわたり避妊が可能なので、長期の避妊を望む女性に適しています。

経口避妊薬(ピル) 一般的に日本で使用されている低容量ピルです。
含まれる卵胞ホルモン・黄体ホルモンの種類・量により副作用・副効用(避妊効果以外のメリット)に違いがあるため、服用に際しては医師と十分相談することをお勧めいたします。

子宮内避妊器具:リング(IUD)

避妊の目的で子宮内に装着する小さな器具のことです。

一度装着すれば、数年にわたり避妊が可能なので、長期の避妊を望む女性に適しています。

経口避妊薬(ピル)

一般的に日本で使用されている低容量ピルです。
含まれる卵胞ホルモン・黄体ホルモンの種類・量により副作用・副効用(避妊効果以外のメリット)に違いがあるため、服用に際しては医師と十分相談することをお勧めいたします。

ピルのリスクと副作用

低容量ピルを服用する上で、リスクと副作用を正しく理解する事が重要です。

  1. 血栓症
    頻度は非常にまれですが、最も重要な副作用・合併症です。低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンには血液を固まりやすくする働きがあり、足の静脈内の血が固まって血栓になることがあります。この血栓が血液の流れにのって肺内の静脈がつまってしまうと、生命に関わる重篤な状態を引き起こします。
  2. 乳がん
    乳癌発生については様々な報告がありますが、結論はまだ研究中といった段階といえます。内服を中止してから10年以上経過している場合には、乳癌発生のリスクは一般の発生頻度と変わらないとされています。
    定期的な乳がん検診を受けることが重要です。
  3. 頭痛・吐き気・気分変動・乳房の痛み・不正性器出血
    だんだんなくなっていくことが多いですが、2〜3ヶ月しても症状が治まらない場合には、他の種類の低用量ピルへの変更を考慮する必要があります。
  4. 血圧上昇
    定期的で血圧測定をしましょう。高血圧と診断される場合には、薬剤の変更・中止を行うことが必要です。

ピルの副効能

低用量ピルには、避妊効果以外にも女性の生活を改善させる効果(副効能)があります。

  1. 生理にともなう症状の改善
    生理が定期的になることが多く、出血量が減り、また生理痛の症状も改善されます。生理痛がひどい、また生理の時の出血が多い場合に使用される場合があります。
  2. 月経前緊張症候群(PMS)の症状の軽減
    生理前7〜10日のイライラ・精神的不安定などの体調不良の症状が軽減される場合があります。
  3. 卵巣癌・子宮体癌・大腸癌のリスクの減少
    乳癌発生のリスク増加とは反対に、卵巣癌・子宮体癌・大腸癌のリスクは減少するとされています。

人工妊娠中絶

妊娠した場合でも、さまざまな理由で出産をあきらめざるをえない場合があります。
この際、人工妊娠中絶を選択することになりますが、将来のためにも安全に配慮して行う必要があります。
当院で行う人工妊娠中絶手術は、経験豊富な母体保護法指定医が担当します。

※ 妊娠10週を超えていたり、合併症によってはお引き受けできないことがあります。

術前受診 診察で妊娠を確認し、術前血液検査、手術説明、手術予約を行います。
手術前日 子宮の入り口を開くためにラミケンアールという器具を挿入します。
手術当日

手術を行います。眠っている間に行いますので、痛みは感じません。
手術後、2~3時間で帰宅可能となります。

安全面への配慮
  • 麻酔は静脈麻酔を採用しています。
  • 手術中は専用のモニターで呼吸・心拍・血圧を監視します。
  • 手術は吸引法を併用し、子宮内を極力傷つけないように行います。
  • 場合により超音波検査を併用し、重大な合併症である子宮穿孔を予防します。

一週間程度は生理痛ほどの痛み・出血がありますが、通常どおりの生活ができます。
入浴は医師の指示があるまでシャワーのみとしてください。

術後受診 数日後、診察にいらしてください。

術前受診

診察で妊娠を確認し、術前血液検査、手術説明、手術予約を行います。

手術前日

子宮の入り口を開くためにラミケンアールという器具を挿入します。

手術当日

手術を行います。眠っている間に行いますので、痛みは感じません。
手術後、2~3時間で帰宅可能となります。

安全面への配慮
  • 麻酔は静脈麻酔を採用しています。
  • 手術中は専用のモニターで呼吸・心拍・血圧を監視します。
  • 手術は吸引法を併用し、子宮内を極力傷つけないように行います。
  • 場合により超音波検査を併用し、重大な合併症である子宮穿孔を予防します。

一週間程度は生理痛ほどの痛み・出血がありますが、通常どおりの生活ができます。
入浴は医師の指示があるまでシャワーのみとしてください。

術後受診

数日後、診察にいらしてください。

更年期治療

女性の更年期を快適にお過ごしいただけるよう、サポートいたします。ホルモン補充療法、漢方療法、プラセンタ注射などを行っております。下記の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

  • のぼせ
  • 動悸
  • 発汗
  • 肩こり
  • ほてり
  • 息切れ
  • 冷え
  • 手足のしびれ
  • イライラ
  • めまい
  • 頭痛
  • 不安感
  • 抑うつ
  • 脱力感
  • 頭重感
  • 不眠傾向
  • 尿もれ
  • 腟の乾燥感
  • 性交障害
  • 粘膜のしみる感じ

ホルモン補充療法(HRT)

更年期を境として、女性ホルモンの分泌が低下し、それに伴って出現する不快な症状が更年期障害です。

少なくなった女性ホルモンを補い、これらの症状の改善を図るのがホルモン補充療法です。
ホルモン補充療法では通常、エストロゲンとプロゲステロンの両方の女性ホルモンを投与します。

更年期障害の治療には、基本的には卵胞ホルモン(エストロゲン)の投与を行いますが、エストロゲン単独投与の場合、ときおり不正出血をみたり、子宮体がんの発生が増えるなどの心配がありますので、予防のためにもう1つの女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)も補充します。
手術などで子宮を摘出された方には、エストロゲンのみを主として連続使用します。

顔のほてり、のぼせ、汗をかきやすい、動悸、息切れなどの血管運動神経症状には速やかな効果が期待できますし、イライラ、不安、脱力感などの改善にも有効です。
HRTを始めたとたん晴ればれとしたお顔で、「信じられないほどすっきりしました!」とおっしゃる女性も少なくありません。

ほかにも、

  • 血中のコレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化の予防につながる。
  • 閉経早期から開始した場合はアルツハイマー病の予防効果も期待できる。
  • 皮膚のコラーゲン量の減少を抑える美肌効果も兼ね備えている。
  • 骨を形成している骨塩量の減少を抑え、骨そしょう症の予防にも効果的である。

など、生活の質(クオリティオブライフ)を高める理にかなった治療法です。

治療開始の時期

一般的には閉経直前の頃がよいとされます。しかしながら、すでに閉経後何年か経っていたとしても、それ以降の老化を緩やかにさせる効果は期待できますから、治療を開始するメリットはあります。
そういった意味からもHRTは、十分な医学的根拠をもったアンチエイジング法と言えるでしょう。

HRTのお薬

服用が標準的ですが、塗り薬、ジェル剤もございます。
お薬の投与法は、HRTの実施期間、病状の程度、子宮の有無、閉経からの年数などによって異なります。

服用
閉経して5年以上経ち生理を望まない方

エストロゲン剤とプロゲステロン剤を連続して服用していただきます。
はじめの頃は不正出血が起こる事もありますが、やがてなくなります。

閉経後5年以内か、生理のような出血があってもよい方

エストロゲン剤の連続服用にプロゲステン剤の周期的な服用を付け加えます。
最初の2週間程度エストロゲン剤のみを、後の10日から2週間はエストロゲン剤と一緒にプロゲステロン剤も服用していただきます。
お薬を飲み終えると出血があります。

貼り薬・ジェル剤 皮膚から吸収されるタイプで、飲み薬と異なり肝臓に負担をかけず、血栓症が少ないという利点があります。ただ、人によっては、貼った場所の皮膚がかぶれるなどのトラブルもあります。ふつうは生理のような出血はみられません。
皮膚がかぶれる傾向をお持ちの方には塗り薬を連日投与する方法も行われます。

服用

閉経して5年以上経ち生理を望まない方

エストロゲン剤とプロゲステロン剤を連続して服用していただきます。
はじめの頃は不正出血が起こる事もありますが、やがてなくなります。

閉経後5年以内か、生理のような出血があってもよい方

エストロゲン剤の連続服用にプロゲステン剤の周期的な服用を付け加えます。
最初の2週間程度エストロゲン剤のみを、後の10日から2週間はエストロゲン剤と一緒にプロゲステロン剤も服用していただきます。
お薬を飲み終えると出血があります。

貼り薬・ジェル剤

皮膚から吸収されるタイプで、飲み薬と異なり肝臓に負担をかけず、血栓症が少ないという利点があります。ただ、人によっては、貼った場所の皮膚がかぶれるなどのトラブルもあります。ふつうは生理のような出血はみられません。
皮膚がかぶれる傾向をお持ちの方には塗り薬を連日投与する方法も行われます。

症状が軽い・短期間の使用を希望される方、あるいは腟炎、腟委縮の予防には、エストロゲン作用の弱いお薬が用いられます。飲み薬(エストリール錠、ホーリン錠)と腟錠(エストリール腟錠、ホーリンV錠)があります。

HRTの副作用

治療を始めた頃に、乳房の張りや痛み、あるいはちょっとした出血をみることがありますが、大半は、そのままお薬を使用しているうちになくなってしまいます。
なかなか収まらない場合には、ホルモン量を調節するなどして対応します。

ただ、ホルモン剤には若干血液を固まりやすくする働きがありますので、血栓症(血管の中に血液のかたまりができて、血管がつまる状態)には注意が必要です。頻度は稀ですが、ふくらはぎの腫れ、むくみ、胸の痛みや強い頭痛などがあった場合には、お薬の使用を止め、すぐにご相談ください。

また、お薬に対するアレルギー、卵巣がんや子宮体がんなどの既往をお持ちの方や、心臓、肝臓に病気をお持ちの方、あるいは高血圧、糖尿病などを治療中の方は、病状を悪化させることもありますので、お薬をつかってもよいかの判定は慎重になります。

ご注意ください

「ホルモン補充療法のガイドライン」より、下記に当てはまる方はHRTをお受けいただけません。

  • 重度の肝臓疾患のある人
  • 乳がんおよびその既往のある人
  • 原因不明の性器出血のある人
  • 妊娠が疑われる人
  • 血栓性静脈炎、血栓塞栓症とその既往のある人
  • 冠動脈疾患の既往のある人
  • 脳卒中の既往のある人

HRTとがんとの関連について

HRTを行うと、がんが発症すると心配される方がいらっしゃいますが、子宮頸がんとの関連は、特別認められていません。
また、子宮体がんについては、エストロゲンにプロゲステロンを併用することによって、その発症を抑えることが可能です。
乳がんについては、2002年に米国のWHIが、5年間HRTを実施したグループで乳がん患者数が増加(年間の乳がん患者が人口1万人あたり30人から38人へ上昇)したと報告しましたが、もともと肥満、高血圧、喫煙者の女性を多く含む、いわば発がんリスクの高い人たちが対象であったことや、この数字をそのまま日本人に置き換えると人口1万人あたりの発症者数が8人より11人に増える程度にとどまるなどから、それほど神経質にならなくてもよいのではないかと理解されます。
ただ、HRTを行っているいないにかかわらず、乳がん検診は常に必要な検査です。

漢方療法

漢方はさまざまな疾患に対応できる治療法です。また漢方医学では、部分的な治療ではなく、全体のバランスを中心に治療をするといった特徴があります。煎じ薬やエキス剤などの漢方薬は保険適応ですので、ご安心ください。

プラセンタ(胎盤)注射

プラセンタとは胎盤という意味ですが、この胎盤エキスのお注射によってわずらわしくもデリケートな更年期障害の症状が改善されたり、体調の維持がスムーズになるとともに、美肌効果(肌のハリ、つやが増す、お化粧ののりがよいなど)や髪の毛がしっとりするといった美容上の効能も期待できます。

もともとヒトの胎盤には、タンパク質のもとになるアミノ酸がたくさん含まれています。

そこで、このアミノ酸を補うことによってあらかじめ皆さんがお持ちになっている潜在的な力が引き出され身体に良い変化が出るものと考えられています。

注射の打ち方

当院が用いているプラセンタ製剤はメルスモン注射薬(蛋白アミノ酸製剤)で、通常の場合、1回1アンプルを皮下に投与します。
打ち始めは1週間に3回(1日おき)を目標に、これを2週間続けていただき、そのあと1週間に1回のペースで継続されるとより効果が早く出現、かつ持続するとされます。

効果の実感には個人差があるようですが、定期的にお越しになれないときには、のむタイプのサプリメントのご用意もあります。

プラセンタ注射の副作用

お注射ですので、お打ちした部位が一時的に赤く腫れたり、青アザのようになったり、お熱をもったり、痛みを感じたりすることなどがあります。とくにアレルギー体質の方は注意が必要になります。

製品には、もともと感染症を持たない女性の胎盤が使用され、さらにウイルスや細菌の活動を抑える目的で加熱処理が加えられているため、今まで大きな副作用の報告は見られていません。ただ、注射を始めたら献血を控えるようにとの通達が厚労省からなされています。

当院では、以上のような情報を正しくお伝えし、ご了解をいただいた上で治療をスタートしています。

ページトップ